お米栽培を通して地域の農地を守る

お米栽培は、単に食糧を生産するだけでなく、地域の農地を守る重要な役割を果たしています。私たちの農園では、昔ながらの栽培方法を守りながら、持続可能な農業に取り組んでいます。お米を育てるためには、豊かな土壌と安定した水源が必要です。この栽培過程において、田んぼが果たす機能は、地域の環境保全にもつながっています。田んぼは水を蓄え、地下水の補給を促し、地域の水循環を支える大切な役割を担っています。

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実は宇佐市は、お米の名産地なのです!

実を言うと宇佐市は知る人ぞ知るお米の名産地なのです。豊かな自然環境と恵まれた気候条件が、宇佐市の美味しいお米を生み出す土台となっています。特に、昼夜の寒暖差が大きく、水田に注がれる清らかな水が、お米に甘みとコシを与え、ふっくらとした食感を生み出します。宇佐市のお米は、こうした自然の恵みをたっぷりと受けて育つため、一粒一粒がしっかりとした風味を持ち、全国でも高い評価を受けています。

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最新技術×伝統的な技術

時代とともに変わる最新技術をいち早く取り入れながら代々受け継がれてきた伝統的な栽培技術を駆使して、徹底した水分量や栄養管理がなされています。また、地元の農家同士が協力し合い、知識や技術の共有を行うことで、常に最高の品質を追求しています。宇佐市のお米は、その美味しさだけでなく、安心・安全な品質管理も大きな特徴です。地元の農家が心を込めて育てたお米が、皆さまの食卓を豊かに彩り、毎日の食事をより美味しくするお手伝いをしています。

トラクター

耕人不足にストップを!

お米栽培において、深刻な問題の一つが耕作に携わる人手不足です。高齢化が進む農業現場では、若い世代の担い手が減少し、農地が放置されるケースが増えています。このままでは、貴重な農地が荒れ果て、再利用が困難になるだけでなく、地域全体の食糧供給にも影響を与えかねません。お米栽培は、手間や時間がかかる一方で、農業の未来を支える重要な仕事です。これ以上、耕人不足による農地の衰退を食い止めるためには、若い世代に農業の魅力を伝え、農業に取り組む人々を増やすことが不可欠です。

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田んぼを放置するとどうなるの?

田んぼを放置してしまうと、農地や地域環境にさまざまな悪影響が生じます。まず、田んぼは水を適切に管理することで豊かな土壌を維持していますが、放置されると水路が詰まり、湿地化や乾燥化が進んでしまいます。これにより、稲作に適さない土地になり、再び農地として利用することが難しくなります。また、雑草が繁茂しやすくなり、害虫の温床となって周囲の農作物にも悪影響を及ぼす恐れがあります。

田んぼ

材確保と地域の協力により、未来に繋げる米栽培

現在、農業従事者の高齢化が進む一方で、若手の担い手が不足している状況です。この課題を解決するためには、農業の魅力を再発見し、多くの人々がこの仕事に興味を持つような環境を整えることが重要です。私たちは、農家と宇佐市が手と手を取り合い、次世代の農業者育成に力を入れ、現代の技術や知識を取り入れた効率的な栽培方法を導入しています。これにより、農業の負担を軽減し、若者にとって魅力的な職業となるよう努めています。

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