なかちゃん農園とは?

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なかちゃん農園は、大分県宇佐市安心院町にてぶどう栽培を営んでおります。大分県宇佐市安心院町は知る人ぞ知るぶどうの名産地で、昔から多くのおいしい品種が栽培されています。その中でもなかちゃん農園はぶどうを作って50年以上、時代とともに変化する最新の栽培方法を取り入れながら伝統的なノウハウを掛け合わせ、皆様においしいぶどうを届け続けております。

根域栽培

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ぶどうの根域栽培は、ぶどうの根の広がりを制限しながら育てる栽培方法です。通常の地植え栽培では、根が自由に広がりますが、根域栽培では特殊な容器や地中に設置した障壁で根の範囲を制限します。これにより、水分や栄養の供給を効率的に管理でき、ぶどうの生育をコントロールしやすくなります。さらに、根域が制限されることで、樹の成長が抑えられ、果実の質を高める効果が期待できます。特に、高品質のぶどうを安定的に生産するために有効な手法です。

ハウス栽培

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ぶどうのハウス栽培は、雨の防止・日々の温度・湿度管理を徹底して行うことができるため、自然条件に左右されず安定した収穫を実現する方法です。ハウス内では降雨や風害を防ぎ、病害虫の発生も抑えやすく、ぶどうの品質向上が期待できます。また、成長に適した環境を整えることで、収穫時期の調整が可能になり、早期出荷や長期間の収穫が可能です。

赤土

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ぶどうの生産において良質な土での栽培は欠かせません。赤土は適度な排水性を持っており、ぶどうの根が過剰な水分でダメージを受けるのを防ぎます。また、鉄分やミネラルが多く含まれており、これがぶどうの成長に必要な栄養素を供給します。また、適正な温度と湿度を保つ必要があるぶどう栽培ですが、赤土には温度を一定に保つ力も持っています。これにより、昼と夜の温度差が大きい環境でも根の温度が安定し、ぶどうの樹がストレスを感じにくくなります。この安定した温度環境が、健全なぶどうの果実形成に繋がります。

生産者からのメッセージ

なかちゃん農園では、自然と向き合い、一粒一粒の果実に愛情を込めて育てています。ここで育てるぶどうは、土作りから始まり、日々の管理を徹底し、時間をかけて熟成させています。そのためには、自然環境に感謝しながら、毎日手間を惜しまず、土や空気、水のバランスに目を配ることが大切です。収穫のタイミングを見極め、甘みと酸味のバランスが絶妙な瞬間を逃さないように心がけていますので、ぜひなかちゃん農園のぶどうをお試しください。

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